光学製品設計や解析に役立つ製品活用術や光学技術トレンドなどの情報をブログ形式で紹介します。


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2024年5月24日公開

製造プロセスを考慮したメタレンズやAR/VRの光学設計

光学設計、特にメタレンズやAR/VRデバイスの設計において、製造性を考慮することは非常に有益です。製造プロセスがデバイスに与える影響をシミュレーションすることで、性能の向上や時間とコストの節約に繋がります。これらのデバイスの需要が伸び続ける中、シノプシスの提案するアプローチは、光学およびフォトニクス技術を進歩させる上で極めて重要です。 

Metalens design flow


2024年5月17日公開

バーチャルセンサーによる複雑なシステム開発を効率化する方法

デジタルツインに造詣が深い、オプティカルソリューショングループのExecutive DirectorであるEmilie Viasnoffによる寄稿です。

バーチャルセンサーの利点、潜在的な応用例などについて車載応用例を中心に実例を踏まえて記載しています。

automotive-autonomous-virtual-sensor


2024年5月17日公開

第2回:瞳の収差が周辺光量比に及ぼす影響とは?

周辺光量比に関係する量の一つに物体側の開口効率があります。この開口効率は入射瞳のコマ収差に関係しています。CODE Vでも瞳の収差を評価することが可能です。T君が(瞳の)収差と周辺光量比の関連性を探ります。


2024年3月29日公開

第4回:収差図、光路図、MTFのつながり

カメラレンズの光学設計ではMTFのピークを高めたり、ディフォーカス量のズレを減らすように設計することが多いと思います。しかし、最適化を行う際は制約条件に収差量を加えるのが通例です。また、収差の発生箇所を考える際には断面図を見ます。この時、断面図、収差図、MTFが関連しているので、繋がりを理解することが大切です。今回はその繋がりについて説明します。


2024年3月29日公開

開発品を事前に視覚化:高精度な物性データ取得にシノプシス光学ソリューションを活用

フォトリアルなレンダリングは、3Dソフトウェアを用いて現実に近い画像を生成する技術で、開発品の事前視覚化が可能となり、プロトタイピングコストの削減に寄与します。この技術は自動車、照明、化粧品など多岐にわたる業界での利用が期待されています。

Refractive index measurements (a) and spectral transmittance (b) measurements | Synopsys

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